数日前からタニウツギや藤の花や桐の花が咲いた。
これらの花が咲きだすと、氷ノ山のスズコの季節。
一般的にはネマガリタケのタケノコ。
正式名称はチシマザサのタケノコ。
標高が800m以上のところにしかない細い竹のタケノコ。
もちろん、孟宗竹のタケノコと違ってスレンダー。
ちなみに、こんな私でも、若かりし頃はスレンダーだった。
顔は別として、ジャニーズ並みに腹筋も割れてて飛んだり跳ねたりも出来たである。
いつから、私はこうなった???
んで、今年は雪が少なかったから残雪もないかと思いきや、春になってから
雪が降ったこともあってか意外と残っていた。
とは言え、このくらいの残雪は普通と言うか、やっぱり少ない方。
で、昼過ぎに雨が降りだしたんで撤収。
採ったのは写真のとおり。
早めの撤収ってこともあって、かなり少な目。
ま、自家消費分としては十分だけどねぇ~。
そして、やっぱり美味しっ!
新鮮なものはシュウ酸の生成が少ないから美味しい。
ちなみに、タケノコは採った瞬間からシュウ酸が生成される。
そのシュウ酸こそが「えぐみ」なのである。
んでもって、そのシュウ酸は体内で石に変化する。
そう、腎結石とか尿路結石とかの「石持ち」さんの大敵である。
尿路結石で悶え苦しむことのあるアナタ。
タケノコはホウレン草以上に危険な食べ物なのだよぉ~。
ただ、ワカメを食べると結石を抑えられるらしい。
なので、料理ではタケノコとワカメが合わせられるみたい。
昔の人の知恵は凄いねぇ~。
ちなみにマッコウクジラは結石で苦しむ生き物として有名。
龍涎香はマッコウクジラの尿路結石だと言われている。
古い知識なので、真実かどうか自信がない。
気になる方は調べておくれぇ~!