夕方、山に柚子の実の付き具合を見に行った。
案の定、こないだの台風18号で山は荒れまくってて、我が家の柚子山の下にある
近所の人の休耕田は土砂が流れ込んで耕作不能な状態になっていた。
まぁ、田んぼとして作られることがないであろう休耕田だけど、自然ってのは凄い
破壊力をしていると実感。
日本中で言えることなんだけど、人が住んでる平らな土地は、元々は水害の度に
冠水したり土砂が流れ出したりして出来た土地。
特に、ここ豊岡の盆地なんて、気温が高かった縄文海進の頃は海だった。
その後、地球の気温が下がって海水が氷河となって海面が下がり陸地になった。
それでも、川は氾濫を繰り返し川は常に蛇行し平地を形成していたはず。
そんな場所に無理やりに堤防を作って水の流れを制御して、そこに人間が生きている。
ただ、自然は平気でそれを上回る。
水害は受け入れなくてはならないのである。
堤防や水路を強化して戦おうと思わず、自然の驚異の前では逃げるのが一番。
そして、可能なレベルで復旧して生きるのである。
で、その幸いにも被害の少なかった我が家の柚子山の柚子の実。
去年は、軽トラックの荷台1台分以上も実ったのに、今年は確認できたのが3個。
今年は、柚子はどこも不作みたいだけど、我が家も不作。
ま、商売にしてないから良いんだけど・・・。
柿は豊作なんだけどねぇ~。
んで、柚子の木を見てて発見!
カマキリの卵。
カマキリの卵が高いところにある年は大雪になると言われている。
数日前から、カメムシ襲来も始まっている。
科学的な根拠があるかは知らないが、昔からの言い伝えも正しいことが多い。
言い伝えの中にはファンタジーもあるかもしれないが、経験的に正しいことが
多いと思っている。
過去にカマキリの卵が高いところに産み付けられていた年は大雪だった。
なので、今シーズンは期待してしまうのである。
日常生活のことなんて関係ないぜっ!
スキーだ、スキーだ、スキーだぁ~!!
高さ約2mの希望なのである。
でも、遭難しない様に深雪を楽しまなければ・・・。