こないだ、町内にある山葵を栽培出荷されている「北村わさび」が新聞に載っていた。
ホームページを見ると、新聞記事と同じ内容が載っていた。
その記事はこちら。
オーナーとは面識はないけど、近い内に種を貰いに行こうと思った。
以前は、環境の関係で根を太らすことは出来なかったけど、ワサビを育ててた。
ところが、5~6年ほど前から、シカに食べられるようになって全滅状態。
今では、沢の滝なんかのシカの口が届かないところに生えているだけ。
なので、何とかワサビを復活させたいと思っていた。
で、ブログを読んでると、我が家の隣の専業農業青年が親しいらしい。
昨日、隣の専業農家青年と顔を合わせた時に、種を貰えるように頼んでもらえないかと
お願いした。
そしたら、なななんと、今日の午前中に届いた。
正確には、オーナー自ら隣の農業青年のところに持って来てくれてて、魚の水槽の水を
汲みに出た時に呼び止められて、そこで初対面して頂戴した。
丁寧に、蒔き方とか育て方とかの資料も同封。
お忙しいのに、わざわざ有り難うございました!
で、今日は風も吹かないからカイトは出来ないし、魚釣りは気が乗らないし、氷ノ山に
スズコを採りに行こうかと思ったけど食べ飽きたしで、何をしようか迷ってたとこに
やることが出来て無茶苦茶ハッピー。
種を蒔くだけなら簡単なんだけど、シカを防がなくてはならない。
ま、芽を出すのは来年の春だから、それまでにシカ対策をすれば良いんだけど、
芽を出す頃は、まだまだスキーに呆けている予定なので、シカ対策を出来るのは
今シカない。
シカだけに・・・。
で、そのシカ対策だが、とりあえず鹿ネットを張ってみた。
ここは、以前にワサビを育ててた実績のある、北向きで水も豊富で杉林の中で
日当たりが悪い、ワサビには良い環境。
今日は、全長40mのネットで囲った場所に撒いてみた。
貰った種の量から言えば広過ぎるかもしれないが、何年もかけて広いワサビ畑を
作りたいと思ったのである。
もし、これが狭いと思えるくらいになったら、山全体を本格的フェンスで囲って
シカやイノシシの侵入を防いで、山菜の森を作ろうと思う。
定年退職後の楽しみを今から作るのである。
「北村わさび」さんの取り組みは、間違いなく未来への種蒔きである。
私も、自分自身の定年退職後のことはもちろんだけど、お孫ちゃん達や地区の子供らに
残してやりたい自然を残せるように、未来への種蒔きをしたい。
こんなこと言うワシって、カッコ良くない?
誰か、カッコイイと言ってくれ・・・。