昨日は夏も近付く八十八夜。
もう、冷え込むことはなかろう。
そして、山の竹林は紅葉。
この竹の紅葉は「竹の秋」と言うらしい。
竹は春になると、筍を出すために、それまで蓄えてきた栄養を全力で根に送るため
葉は栄養分がなくなり紅葉するらしい。
ただ、今年は全力で根に栄養を送っていても、筍が少ない年で出が悪く小さい。
まぁ、自家消費分としては十分に採れたし食べたけど・・・。
ちなみに、一般的に食べる筍は孟宗竹ってやつなんだけど、これはちゃんと管理して
増えすぎない様にしなきゃなんない。
なので、食べ分を採ったら、竹林が広がらない様に蹴り倒して回る。
何故ならば、二百数十年前に食用、竹細工、建築材料として、中国大陸から持ち込んだ
外来植物で、自治体によっては特定外来生物に指定しているくらいの植物なのである。
全国的にだと思うが、我が家の周りでも放置された山が多く、孟宗竹が繁殖エリアを
広げている。
写真は我が家の裏山の竹林を眺めながら思う。
そして、もう一つ思うのは、写真はないけど、今年の藤の花の色が薄い。
いつもなら、鮮やかな紫色なのに、全てと言って良いくらい色が薄い。
何が影響しているんだろう???
それと、もう一つの異変。
ツバメがいない。
いや、いることはいるんだけど、物凄く少ない。
他の鳥も少ないかと言えば、そんなことはない。
何故、ツバメだけが少ないんだろうか・・・。
んで、そんなことを思いながら、日本三大権現祭りの1つと言われている、
三川権現祭に行ってみた。
その三川権現社は、ホームのスキー場であるオクカンの向かいの三川山の北側にある。
神鍋から行って行けないことはないけど、普通に香美町側から行った。
柴灯大護摩法要を見て、振舞の栃餅ぜんざいと甘酒をいただいてからの火渡り。
そして、全国観音霊場百八十八ヶ所のお砂踏み場ってのがあって、砂じゃないけど
各寺名を掘った石が敷いてあり、それを歩いて巡ることで、数分で百八十八の
観音霊場を巡ることが出来る、私の様な横着者には有難いシステムがある。
八十八夜も観音霊場百八十八にしても「八十八」が入る。
八十八の持つ意味を知ってる人、教えて下さいませ。
んで、全国観音霊場百八十八ヶ所を巡り終わった時、高校時代の悪友Sに会った。
前に会ったのは10年位前に、神鍋の民宿で泊りで飲んで騒いだ時以来か?
家は香美町の矢田川温泉の近くなんだけど、歩いて山越えして来たのだとか・・・。
何とか人が歩けるくらいの山道で2時間半ほど掛かったと言っていた。
君、そんなアクティブだったっけ???
んで、この三川権現社への道中、沢山のシャガの花が咲いていた。
場所によっては、山の斜面一面がシャガで奇麗だった。
そして、ウツギの花も奇麗に咲いていた。
このウツギが咲くようになったら、スズコの季節なんだなぁ~。
来週くらいに氷ノ山に採りに行ってみるか・・・。
でも、蘇武林道でさえ雪で通れないから、氷ノ山も無理なんだろうか?