(スキー:38日目)
今朝は、地区の用事があったのと、家庭サービス日のつもりだったんで、スキーには
行かないでおこうと思ってた。
でも、家庭サービスをしなくて良くなったんで、地区の用事が済んでスキーにGO!
到着も遅かったし、日曜日ってことで普通のコースは人が多いし、イノシシの
解体作業の続きをしなきゃなんないんで昼過ぎまでのつもりだったから、1線の
コブだけを滑った。
ここんところと言うか、今年は雪が多いからコブが安定してあるから、徹底的に
やってる感じ。
昔からコブ好きだったけど、こんだけ滑り倒せば、そこそこ上手くもなるわさ。
で、今日は兵庫県連のテクニカル・クラウンの検定が開催されてた。
皆さん、ホントに真面目に取り組まれてて、本当に尊敬する。
私みたいな不良スキーヤーは申し訳ない気分になる。
その反面、気楽な立場で好き放題にしているんで、緊張して一生懸命な姿を見たり、
話をしてると気の毒になる。
前にも書いたけど、言葉は悪いが金太郎飴みたいな滑り。
それは、お手本に近付くための努力であることは間違いないし、尊敬こそすれ
否定する気は全くない。
ただ、私を含めたレジャースキーヤーから見ても魅力を感じない。
だって、躍動感を感じないのである。
躍動感を感じないってのは、検定用の滑りとは別の意味。
滑りながら奇声を上げたり、コケて雪塗れになって楽しんだりってことがないこと。
整地の滑りで速度も出てないのに堅っ苦しい姿勢だったりとか、コブでも端っこを
使った起伏のない小回りだったりとかで、恐らくスキーを始めたばっかりの人や
子供らは、それを目指そうとしない。
スキーが敷居の高いものであるって感じがするし、遊びの要素を感じないから。
もっと、自由に雪を楽しんで、ヒャッハ~な感じでスキーを楽しんで、落下運動を
利用して様々な地形を早く滑り降りる(移動する)って、シンプルな考え方で
スキーをしないと、将来のスキーヤーは生まれない。
特に、地元の人がスキーやスノーボードをしない。
これだけ山や海が近くにあるんだから、仕事の合間の時間を工夫すれば自然を
思いっきり楽しめる。
地元の人間が楽しんで、それをアピールして都会の人を呼び込まなきゃなんない。
そうしなきゃ、スキー場は破産して過疎に拍車が掛かる。
だって、どこのスキー場も、スキーが出来なかったら、山奥の辺鄙な村部だもの。
田舎は都会と同じことを望んだらダメなのである。
田舎は田舎の体力に合わせた楽しみ方をしなきゃダメ。
背伸びは破たんするだけ。
高い目標を掲げることは大切だけれども、誰もが楽しめる環境づくりも大事。
これは、人生にも仕事にも言えることかもしれない。
スキーのことなのか、人生のことなのか、仕事のことなのか分からなくなったけど、
そんな訳だ・・・。
で、帰宅後は、イノシシちゃんの解体作業。
今日の目標は、背骨からの剥離と部位別への切り分け。
3時間ほど掛かったけど、部位別への解体が出来た。
んで、またまた時間切れで雪に埋めた。
一部、ヒレと骨から削いだ肉を焼いて食べたら美味かった。
ま、美味くない筈もない。
だって、シカにしてもイノシシにしても、ちゃんとした処理をしてやれば、最高に
美味いのである。
んでもって、残念ながらシーズン・インしてしまった。
そう、花粉症。
数年前まで、花粉症で苦しむ人の苦しさが分からなかったのに・・・。
辛い花粉症シーズン。