昨日、裏山を観察してるとイノシシが少しだけ土を掘った痕跡があったんで、
夜には再び出てきそうな気がしたんで、それを狙ってワナを仕掛けた。
場所は自宅から直線距離で30mほど。
今朝、見に行くと大きなイノシシが掛かっていた。
案の定、仕掛けた罠の周りを掘りまくり。
捕食のために掘りまくってて、後ろ足でワナを踏んでいた。
ちなみに、イノシシとは「猪の肉」と言う意味である。
イノシシのイは「猪(イ)」と言う動物のことで、シシは「肉」の意味。
だから、動物園で「イノシシ、可愛い~!」と言ってる女の子がいたら、
「猪の肉、可愛い~!」と言っているのである。
で、いつもの様に涙を堪えながら気合を入れて近付いて、前額部への一撃と
頸動脈への一刺し。
吹き出る血が少なくなってきた頃、死戦期呼吸となり、やがて絶命。
そして、その場で内臓の除去。
体重は量ってないけど、一輪車に乗せるのに苦労したし、大きさから予測して
50~60㎏ってな感じのメス。
自宅まで持ち帰って、すぐに桶に入れて山水を注ぎ冷却と更なる血抜き。
買取業者が兵庫県北部に来るのは月水金らしく、月曜日まで置いておいても
商品価値がなくなっちゃって買い取りをしてくれないんで、今回は自家消費。
ん~、去年のイノシシの肉も残ってるんだけどねぇ~。
ま、そんなことを言ってても、無駄な殺生だけはしたくないんで、3時間ほど
水に浸けた後に解体開始。
その頃、裏山には放置した内臓を食べに無数のトビとカラスが集まっていた。
ハヤブサかチョウゲンボウか分からなかったけど飛んでいたが、たまたま
近くを飛んだだけなんだろうと思う。
飛び交うトビやカラスは、ヒッチコックの「バード」を連想させるほどだった。
1時間もすると、あれだけの内臓が全てなくなっていた。
解体した肉は、自家消費分として少し残して、残りはご近所さんや知人にお裾分け。