今日は報恩講があった。
ま、私が信心している宗教の行事。
宗教と言っても、変で悪質な新興宗教ではない。
とは言え、仏教が日本に入ってきた時は、もちろん新興宗教だったはずだけど、
歓迎して受け入れられ神道と交わった、由緒正しき宗教である。
ただ、明治維新政府の宗教政策で神仏分離となって、廃仏毀釈なんて迫害にも
遭ってるけどねぇ~。
それ考えると、明治維新政府ってのはISISと同じかも?
ま、それがあって、今の日本があって、私がいるんだけど・・・。
そんな訳で、日本人は仏教を信心し、神道を信心すると言う、唯一信教の外国人から
理解されない宗教観を持っているのであろう。
まぁ、元々、日本人には八百万神ってな宗教観があるからねぇ~。
で、我が地区の公民館には、こんなのが奉ってある。
元々は、我が家の裏山に道場ってのがあったらしく、そこに奉ってあったもの。
道場ってのは、お寺の出先機関みたいなものだったらしく、これは昔の人が
京都で譲り受けて背負って持ち帰ったらしい。
写真のとおり、大きく重いものだが、これを背負って京都から帰ってくるとは、
かなりの豪傑だったに違いない。
昔の人は凄いわ・・・。
そして、その報恩講だが、私も詳しいことは分からない。
ただ、生まれてきた目的とか、生きることの喜びみたいなのを説いた親鸞聖人に
感謝するために集うってなことらしい。
ま、恩に報いるってこと。
恩と言う文字を分解すると、因と心になる。
原因を知る心。
全てのことに意味があり、それを知り感謝し報いなければならない。
私ですか?
そりゃ、全く出来ていませんが何か???
んで、その後、家の向かいの山を眺めていた。
写真の中央辺りの杉林手前と杉林の奥が我が家の山。
昨日も収穫をしていた柚子が植えてあったり、シカやイノシシに荒らされて
荒れ放題になって放置してる山。
上手く撮れなかったが見事な紅葉。
こんな景色の中で生きていることに感謝。