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横好きオヤジの見聞録

何をやっても二流か三流で一流にはなれない下手の横好きなオヤジの日記

かくありたい

今日は八鹿で開催された剣道大会に審判として参加した。

もちろん、我が弱小剣友会の子供らも出場。

会場に着いたら、恩師の姿が見えたんでご挨拶。

高校の年間の担任で3年間の部活顧問の体育教師。

当時はと言うか今でもだけど、鬼瓦のような顔をしてて厳しくて、いつか殺されると

思い続けていた3年間。

そんなY先生も、もう十年ほど前になると思うけど大病を患われ、無事に治療も

成功し定年退職。

今では、すっかり元気になられて嬉しかった。

ただ、鬼瓦のような顔は変わらないが、すっかり丸くなられている。

あの頃の、いつ人を殺しても不思議じゃない空気感がなくなっている。

そして、開会式で審判長として注意事項を述べられた時に、優しい人間性を見た。

子供らに対し、着座をさせた後、優しく分かりやすい言葉で語り掛ける。

いやいや、昔、そんな穏やかな姿を見たこともないし、そんな優しい言葉も

聞いたことがないんですけど・・・。

でも、厳しい中にも、色々と悪さも教えてくれたし、やっぱり楽しかった。

今の私がいるのは、間違いなくY先生がいてくれたから。

今日も、私の仕事のことを聞いては嬉しそうに笑ってくれ、私の体のことを

心配してくれた。

「今日も頼むわ!」と言って背中を叩いてくれた。

そんなこともあって、今日の審判は楽しかった。

そりゃ、勿論、審判をするのは苦しかった。

出来ることなら、審判よりも引率の方が良い。

だけど、叩かれた背中で感じたY先生の力強さが嬉しかった。

まだまだ、人生を頑張ってみたいと思えた。

これこそが、背中を押すと言うことかもしれない。

これは、先生と子供の関係だけじゃなく、仕事上の上司と部下とか色んな場面で

言えることなんだと思う。

ただ優しいだけでもダメで、ただ厳しいだけでもダメで、自分の理想が全てと思い

他者に要求するのもダメで、特に自分の地位を築くために偽善者ぶるのもダメ。

自分を客観的に見えないと、ただの裸の王様。

私は学校の先生ではない。

だけど、剣道だけじゃなく、子供らと触れ合うことがある。

そんな子供らが大人になった時、私が背中を叩くことで頑張ってくれたら嬉しい。

Y先生、私もかくありたい。

ただ・・・。

やっぱり、昔も少しは今みたいに優しくしてくれても良かったんでないかい?

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